IT(情報技術)大手が相次ぎ仮想通貨事業に乗り出す。楽天は31日、仮想通貨交換事業者を買収すると発表。LINEも同日、独自の通貨を発行すると発表した。https://t.co/bphf82YTsk
— BC GOD (@BCGOD777) 2018年9月1日
これらの発表を受けて、当サイトにて現在判明している参入企業の一覧を作成しました。
表の情報は随時アップデートしていく予定です。
日本の仮想通貨に対する規制は、コインチェックによるNEM流出事件の後、非常に厳しくなりました。
それまでは規制がゆるく、金融庁としても過剰な規制は新技術の成長を抑制してしまうとの立場でしたが、NEM流出を受けて消費者の保護の為に規制を強化する姿勢に変わったようです。
その後、いわゆる「みなし業者」は廃業などかなり厳しい状況に置かれ、金融庁の認可を得ていた業者もことごとく「業務停止命令」や「業務改善命令」が下されています。
参考:ビットフライヤーなど5社に業務改善命令へ 山本一郎氏が想定した世界線は実現せずβ世界線に突入へ
2017年の仮想通貨ブームは「ビットフライヤー」「コインチェック」「Zaif」の3つの取引所が日本では大きなシェアを占めていて、うちコインチェックを除く2つの取引所は現在も稼働しています。
しかし、上記の取引所は現在も小規模な問題を度々引き起こしておりユーザーからは改善を求める声が度々上がっています。
BTC/JPYにて1600万円の価格表示がされたという件ですが、こちらから異常値を配信した記録はなく、チャートデータの修正もおこなっておりません。
当該ツイートの画像を確認いたしましたが、高値安値等の数値が正常なことから、Zaifからの配信データの問題ではないと考えております。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年7月26日
SFD見直し発表後の暴落。230万の頂点でSFD導入発表を行なったのと全く同様ですね。流石にいつも通りの展開だと言えど呆れます。。。3回かけて改善までの内容発表→今月中に実装します→延期というのが今後のスケジュールですかね #ビットコイン #仮想通貨 #SFD #ビットフライヤー #bitFlyer https://t.co/fYk6vQypLt
— 墨汁うまい(Not giving away ETH) (@bokujyuumai) 2018年2月22日
bitFlyerまだ固まってるのか。
2016年6月から同取引所を使ってた身としては、改善を期待するのは無駄だと言いたい。
あなたの大事な資金がかかってるんですよ。「期待値」の概念を持ってるはずのトレーダーがここに入るのは賢くないと思いますがね…(-θ-;)— メジロ隊長 (@MG_Mejiro) 2018年7月24日
BTC2億円のZaif、LTC6円のBTCBox、サーバーガタガタ&SDFのbitFlyer、鬼スプ&300億円分も盗まれるCoincheck…
これが日本の仮想通貨取引所の平均レベルか。バブルのとき儲かったよね?それで設備投資とかサービス改善してたんだよね?
— メジロ隊長 (@MG_Mejiro) 2018年7月26日
Yahooや楽天は仮想通貨の市場に効率的に参入
Yahooや楽天は買収や出資などの手段で仮想通貨市場に参入するようです。
これは、今から新規に立ち上げて金融庁の許可を得ようとしても、認可待ちが非常に長くいつサービスが開始されるか分からないという事情があるようです。既に認可を得ている企業を買収して、セキュリティの強化などを施してシステムを再構築した方が効率的だと判断した為でしょう。
メルカリ、LINE、三菱UFJ銀行(MUFG)はそれぞれ独自に開発を進めていますが、日本での取引所の開設は未定となっています。LINEは既に取引所を海外に開設していますが、日本人は登録出来ません。(恐らくIPアドレスで弾いています)このような対策をする事で日本の法令に違反するのを回避しているようです。
いづれにしても、日本の大企業が仮想通貨市場に参入する事は、仮想通貨にとっては非常にポジティブなニュースです。日本においては、仮想通貨は怪しい、危険というイメージが定着してしまっています。
しかし「Yahooが取り扱うなら興味がある」「楽天なら証券会社も持っているし大丈夫だろう」と考える人は非常に多いはず。日本人の資金が再び仮想通貨市場に流れれば、世界的な流れも変わるかもしれません。そうなればビットコイン価格も再び高値更新も夢ではありません。これからの動きに注目ですね。