仮想通貨(ビットコイン)の「先物取引」「現物取引」とは何か

       
仮想通貨(ビットコイン)の「先物取引」「現物取引」とは何か
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普段皆さんが仮想通貨の取引をする際に「現物取引」という言葉は使用しないと思います。

しかし特に意識せずにビットコインやアルトコインを購入する時、殆どの場合皆さんは現物取引をしています。

それでは、仮想通貨における「現物取引」や「先物取引」とは一体何なのでしょうか。

通常仮想通貨を買う場合は「現物取引」が殆どのため、「先物取引」の概念が理解しづらい方も居るかと思い、今回このコラムを書きました。本日はその点を解説していきます。

商品の先物取引とは

一般的に先物取引とは、将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引のことです。売買の価格を決めておくことができるので価格変動リスクを回避できるという利点があります。

少しイメージし難いかもしれませんが、大豆やお米などをイメージして貰えれば理解し易いと思います。

例えば加工品を作る会社が、原材料の大豆を購入するとします。大豆の価格は日々変化していますので、安い時もあれば高い時もあります。必要な時に必要な分だけ購入するのが「現物取引」です。しかし、購入する度に価格が変動してしまっては計画が立てられません。これでは困りますよね。

そこで先物取引を利用すれば、半年、1年先まで決まった価格で購入出来るというわけです。もちろん、その間に大豆が値下がりしたら市場価格より高く買う可能性はありますが、逆もあります。一定の価格で買えるというのはメリットも大きいのです。

仮想通貨における先物取引とは

それでは、ビットコインなどの仮想通貨での先物取引とは何なのでしょうか。それは、将来の予め定められた期日にビットコインなどの仮想通貨を取り決めた価格で取引する事です。

抑えるべきポイントがいくつかありますので順に説明します。

先物取引やFXは信用取引の1種

例えば1BTC(ビットコイン)が100万円の時、100万円を取引所に入金すれば1BTCを購入できます。コンビニでジュースを買うのと同じ理屈です。これが「現物取引」です。

それに対し「信用取引」では、同じ100万円の資金でも5BTCを取引出来るのが特徴です。※これをレバレッジが5倍と呼びます。

同じ資金で5倍のBTCを取引出来ます。ですから、BTCの価格が騰がれば5倍儲かる一方で、価格が下がれば5倍損するのです。ドル円などの価格の推移でトレードするFXも信用取引ですね。

仮想通貨は価格の変動が大きいために大儲け出来る可能性がある一方、リスクも高いです。

FXで「ロスカットされて有り金全部飛ばした」というような話を聞いた事があると思います。ロスカットとは、含み損が膨らみすぎた為に、強制的に決済されてしまう事です。これは信用取引だからこそ起こる話ですね。

FX」も「先物取引」も「信用取引」ですが「先物取引」は将来の定められた期日(SQ)に決済されるという特徴があります。この辺りは分かりづらいので後で説明します。

売りから入る事が出来る

さて「信用取引」で重要なのが売りから入れるという事です。

この先BTCの価格が下がるだろうと思った時に「売り」を入れる事が出来るのです。ビットコインの価格が下がれば儲かりますし、上がれば損をします。通常の取引とは逆の事が出来るのですね。

これが先物取引では非常に重要になってきます。

おおざっぱに言うと「価格が下がって欲しい人が市場にいる」という事を覚えて置けば良いです。

先物取引のまとめ

まとめると以下のようになります

  • 先物取引はレバレッジをかけて取引する事が出来る
  • 先物取引は売りから入る事が出来る
  • 先物取引は清算日があり、SQと呼ばれる決済価格が存在する

3点目、SQについては次回説明します。

 

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