BTC超速報:Bakktは200億円を調達するも、ICEはCFTCとのスケジュール調整などにより、1月24日ローンチを予定していたビットコイン先物の予定を延期 #ビットコイン #仮想通貨 #Bakkt $BTC #ビットコイン先物 #Bitcoin #ICE pic.twitter.com/kiXeOEPc4i
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2018年12月31日
Bakktが再延期を発表
2019年1月24日のローンチを予定していたBakktが再延期を発表しました。元々、Bakktは2018年の12月にローンチを予定しており、一度延期を発表していたのですがここにきて再延期。Bakktはビットコインの現物の価格良い影響を与えると言われています。再延期は既定路線だったとはいえ、新年早々落胆した方も多いのでは無いでしょうか。
しかしBakktは日本のトレーダーの間では話題になる事が少ないため、そもそも何だっけ?と思っている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。今回はそんな方に向けた記事になります。
Bakkt延期の話は材料出尽くしってのもそうなんだけど、そもそもBakktとか完全に忘れてた参加者のが多いだろうからアナウンス効果のが上回ると思う。
— ヨーロピアン (@sen_axis) 2018年11月21日
(上記Tweetは1度目の延期が発表された後のものです)
そもそもBakktって何だっけ?
- ニューヨーク証券取引所を所有するインターコンチネンタル・エクスチェンジが運営するビットコインの先物取引市場の事。 → 運営母体が信頼出来る
- 厳格な監査があるため、現在辺り前のように行われている見せ板・見せ玉などの不正取引が発生しにくい
- ショートする為にも現物のBTCが必要(空売りが出来ない)ためにロング、ショート共にBTC現物の需要が発生する
- インターコンチネンタル・エクスチェンジが運営する他の先物取引のプラットフォーム上で取引出来る為、機関投資家が参入しやすい。
- 「現物のカストディサービス付き」であるため、機関投資家が参入しやすい(ローンチ時にはカストディサービスは間に合わない予定)
非常にザックリまとめると以上の5点になります。
つまりBakktは機関投資家の為のプラットフォームなのです。既に取引が行われている「金」や「原油」などと同じ先物市場のプラットフォームを利用しているため、機関投資家にとっては参入しやすくなります。しかもカストディサービス付き。
つまり仮に実現すれば大量の資金がビットコインに入ってくる可能性が高くなるため、期待が高まっているという訳です。
◆仮想通貨(ビットコイン)の「先物取引」「現物取引」とは何か
Bakktのカストディサービスって何?
仮想通貨トレーダーとして有名なヨーロピアン氏(ポメラニアン氏)もBakktには期待を寄せています。
シカゴの建玉量見てるとビットコインに興味ある機関投資家でも”まともな”取引所しか使えないのがよくわかる。その辺の野良の取引所はGOXしまくるし、カウンターパーティリスクがね……。だからこそ現物カストディ付きのBakktが待ち望まれるわけですね
— ヨーロピアン (@sen_axis) 2018年12月15日
カストディサービスとは、簡単に言うとBakktがビットコインの管理を行う事です。氏はこれが無いと機関投資家が参入し辛いと言っています。たまに勘違いしている方がいらっしゃるのですが、通常機関投資家は一般投資家と同じようにそこら辺の取引所を使って取引はしません。特に仮想通貨はGOXやハッキングが頻繁に発生してますからね。
非常に信頼出来る運営母体が、機関投資家が扱うほど「大量のビットコイン現物を保管してくれる」。この環境が大事なんですね。
Bakktについてのまとめ
元の記事ではBakktの再延期は数日だけかもしれない、とも述べています。
Launch of Bakkt Bitcoin Futures Market May Get Postponed Again
早ければ2019年1月30日にも?との事ですが、残念ながらそこまで楽観的に見ている人は殆ど居ないようです。そもそも日本では話題にしている人も少ないのが私の印象です。
ただし、だからこそ仮に承認という事になれば、それが1月だろうが4月だろうが、非常に大きなファンダメンタルズになる事は間違いありません。これで一気にビットコイン価格が何倍にもなる事は無いと思いますが、徐々にジワジワと上がっていくような仕組みになっています。(これはETFも含めてですが)